赤坂金型彫刻所からのお知らせ
空は高く澄み、 朝夕の風に深まる秋を感じる十月。
古くより、この月は「神無月」と呼ばれ、 その名は「神の月」を意味するという説など、 いくつもの謂れが伝えられています。
陽が落ちれば、 月の光は冴え、 虫の音も静けさの中へ。
髪を結い、 一本の簪を挿す。
光を受けて輝くときも、 影の中に佇むときも、 そこにあるのは、控えめで凛とした美しさ。
すべてを飾らず、 すべてを語らず。
「半月一枚刃」と共に、 その先の繊細美へ。
令和八年十月十九日 三代目赤坂兵之助拝