現代表:三代目 赤坂兵之助
初代・二代目の思想と技術を継承しつつ“タガネ”という手彫りの道具を3D-CADやマシニングセンタといった現代の加工技術で再現することに挑み続ける。現在は特に、“記憶の質感”までも刻む彫刻を目指し、「半月一枚刃Ⓡ」や『赤坂式半月彫刻法』について学会発表する傍ら、AIを活用した次世代教育にも注力している。
マシニングセンタ作業技能士1級
八尾ものづくり達人
厚生労働省ものづくりマイスター認定
厚生労働省職業訓練指導員
大阪工業大学 非常勤講師
事業者名 | 赤坂金型彫刻所 |
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代表者 | 三代目 赤坂兵之助(赤坂雄大) |
所在地 |
〒581-0814 大阪府八尾市楠根町5-57-11 |
創業 | 昭和15年(1940年) |
業種 | 鉄・非鉄金属製造業 |
従業員数 | 2名 |
昭和15年(1940年)4月
祖父の初代赤坂兵之助は、彫刻師としての修行のために大阪府上本町にて弟子入り後、大阪府東大阪市で「赤坂金型彫刻所」を設立。
仏具や欄間、刀のツカ、ボタン、記念コインなどの彫刻を生業とした。
「いかに少ない負荷で金属に彫刻可能か」という命題の下に確立された刃物と彫刻法をもって『赤坂式半月彫刻法』とした。
昭和49年(1974年)10月
父の二代目赤坂幸男が初代の意志と伝統を継ぎ、さらに近代化を進める。
当時珍しかったコンピュータ制御の各種加工機を積極的に導入しながらも、『赤坂式半月彫刻法』を用いた彫刻にも傾注し続けた
平成5年(1993年)10月
大阪府八尾市に新工場完成、移転。
平成28年(2016年)4月
赤坂雄大が、『赤坂式半月彫刻法』を現代の加工機やコンピュータ制御へのさらなる最適化を進める。
それら伝統と技術の展開として、平成30年(2018)、写真転写加工ブランド『cocur~コクール~』を設立。
また『三代目赤坂兵之助』を襲名。